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2017.12.25 更新

自治労岡山県本部のみなさまがスタディツアーでベトナムとカンボジアへ!

フンティエン村の障がい児クラブで子ども達と交流する夏目京子さん(中央)

尾てい骨に障がいがあり座ることが出来ない子どもを優しく抱っこするツアー参加者

プレゼントを障がい児の母親に手渡すツアー参加者

カンボジア・プレアビヒア州の寺子屋教室で子ども達と記念写真

児童保護施設の子ども達に剣舞を披露するツアー参加者

SCADPプレアビヒア児童保護施設の子ども達と記念撮影

 

 自治労岡山県本部の8名のみなさまが、エファジャパンの活動地であるベトナム・ハイフォン市とカンボジア・プレアビヒア州を訪問されました。
 最初の訪問地はベトナム・ハイフォン市。12月18日午前に岡山県本部からご支援をいただいているフンティエン村の障がい児クラブを訪問し日本からのプレゼントを贈り、子ども達と交流しました。午後からは村の中を歩いて移動しながらクラブのメンバーのうち5名の家庭を訪問、必要最低限の家財道具しか揃っていないメンバーの家庭の実情を見ていただきました。「訪問した家庭の中には白湯でもてなしてくれた家もあって、涙が出そうでした」。ツアー団長の岡山県本部・古林委員長の感想です。12月19日にはハイフォン市のソーシャルワークセンターを訪問し、ハイフォン市における障がい児(者)支援などソーシャルワークの現状に対する意見交換などを行ないました。
 同日にカンボジアへ空路移動、12月20日にはエファジャパンが協働しているカンボジアの市民団体・SCADP(Street Children Assistance and Development Programme)が運営するプレアビヒア州・チョンクサーン郡内の寺子屋教室を訪問、日本からのプレゼントを贈り、子ども達と交流しました。その後、こちらもSCADPが運営する児童保護施設に移動し、施設で生活する子ども達が練習しているカンボジアの伝統舞踊や伝統音楽のパフォーマンスを見学、子ども達と交流しました。伝統舞踊を見せてくれたお返しに、ツアーメンバーの方が日本の剣舞を子ども達に披露し喝采を浴びる場面もありました。
 「実際に支援地の子ども達がどのような環境で、どのような生活をしているのかを少しでも理解するには、やはり現地に来てみるのが一番だと感じました」古林委員長は今回のツアーをこのように総括してくれました。また、ツアーの参加者には岡山県本部の夏目大三・岡山県職労書記次長の娘さんである高校2年生の京子さんも参加してくれました。「以前別の国にも行ったことがあり、街や生活の違いなどには驚きませんでしたが、ベトナムの障がい児の家や、カンボジアの寺子屋教室を訪問し、現実を見て様々なことを感じることが出来ました。今後、この経験を友人達とも共有し、自分達にも出来ることがないか考えてみたいと思います」と話してくれました。
 年末のお忙しい時期でしたが、ツアーにご参加いただきました自治労岡山県本部のみなさま、大変お疲れ様でした。