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エファ通信

2016.03.31 更新

エファ通信151号

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        エファ通信151号
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みなさま
 
東京では今週末あたりに花見客の出足が盛況になりそうですが、
みなさまじっくりお花見の予定はありますか?

エファジャパン事務局は市ヶ谷駅から靖国通りを通って来ると
通りの両側に立ち並ぶ桜並木を楽しむことができ、
駅から若干遠い立地が嬉しい唯一の季節でもあります。

桜の散り際に風の強い日があると
桜吹雪の中を通勤することになるのも私は気に入っています。

さて、桜の季節と言えば出会いと別れ、
終わりと始まりの季節でもありますが、
エファジャパンでは事務局長の大島が3月末に定年退職を迎えます。

とは言え、ご存知のとおり後任の事務局長を募集している最中で、
新しい事務局長の採用、研修期間が終わるまでの間は
引き続き大島が嘱託職員として事務局長の業務を継続します。

下のお知らせ欄では大島からのご挨拶を掲載しております。

引き続きエファジャパンの活動に
みなさまのご理解とご協力をいただければ幸いに存じます。

(宮)
  
 
■■目次■■

○お知らせ○
・事務局長大島より:定年退職のご挨拶
・エファグッズにベトナムから新しい商品追加
 
○主な動き○
・認定の取得について
・カンボジア出張報告
・ベトナム活動報告
 
○ちょこっトピック○
・紛争しか知らない6歳以下の子ども8,000万人以上
 
○寄付情報○
 
○会員情報○
 
 
 
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
事務局長大島より:定年退職のご挨拶
————————————–
 3月末に定年退職を迎えます。
  2007年7月以来8年8カ月余り、皆様のご支援により事務局長
としての職責を全うすることができました。心より感謝申し
上げます。
 NGOで長年仕事をしてきた者として、エファをファイナルス
テージにできたことをうれしく思います。
 後任が決まっていないため、年末までは嘱託として週4日こ
れまで通りの業務を行ないますので、今後ともよろしくお願
い申し上げます。
 
 
エファグッズにベトナムから新しい商品追加
———————————————
 3月より、エファグッズにベトナムから新しい商品が加わり
ました。ベトナム・ハノイの障がい者作業所センター・オブ・
トゥモローで製作された巾着袋(税込み500円)です。色は紫
と黒の2種類。それぞれ袋口に柄布をあてて、渋い中にもおし
ゃれさを出したデザインです。
 センター・オブ・トゥモローは、自身も事故によって障が
いを負った女性レー・ミー・ヒエン氏によって2002年に設立
された民間の作業所で、障がい者の職業訓練と雇用創出を目
的としています。刺繍や雑貨などの民芸品製作の職業訓練を
行ない、各人の障がいに応じて作業を分担し製作。センター
を通じた販売で製作者が収入を得ています。
 
○関連情報・写真

・エファグッズ商品一覧
 https://www.efa-japan.org/?page_id=11136
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

認定の取得について
———————
 エファジャパンでは、皆様から、よりご支援いただきやす
い環境を整えるために認定NPO法人の取得準備を進めてい
ます。認定を受けると、エファジャパンへの寄付(正会員以
外の会費(賛助会費、シニア会費)、エファパートナーを含
む)は寄附金控除の対象となり、個人の寄付者は確定申告に
よって税金の還付を受けられるようになります。
 昨年11月末に認定申請書を所轄庁である東京都に提出しま
した。書面審査を経て、3月16日には都の職員がエファ事務所
に来訪し、実施調査が行なわれました。今後の審査が順調に
進めば、早ければ5月下旬頃に認定が下りる見込みです。
 認定の取得時期が正式に分かり次第、皆様には改めてお知
らせいたします。
 
 
カンボジア出張報告
———————
 2月29日、自治労京都府本部ご一行9名が首都プノンペンに
ある国立幼稚園教員養成学校(PTTC)を訪問されました。
 PTTCは、1997年に自治労のアジア子どもの家事業で「カン
ボジア子どもの家」として設立されたカンボジアで唯一の幼
稚園教員養成学校です。現在1年生と2年生合わせて476人の訓
練生が学んでいます。
 京都府本部は、2000年9月に国際連帯活動としてワゴン車を
贈呈しましたが、その車が教育省のメンテナンスで現在も使
われていることが確認されました。また、今回京都府本部か
らは、訓練生用のコンピュータと図書が贈呈されました。
 久しぶりの自治労の訪問で、ソリダ校長のプレゼンテーシ
ョンや敷地内の案内にも熱が入り、予定の時間をオーバーし
てしまいました。 
 なお、日本で研修を受けたダビ副校長は2月に退職し、ソリ
ダ校長も来年には定年退職を迎えます。

○関連情報・写真

・自治労京都府本部が国立幼稚園教員養成学校を訪問
 https://www.efa-japan.org/?p=10758
 
 
ベトナム活動報告
——————-
 エファジャパンは2014年1月から連合愛のカンパの支援を受
け3つの障がい児教室(ドンクオックビン地区障がい児教室、
ティエンラン町障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)、
2015年1月から自治労岡山県本部の支援を受けフンティエン村
障がい児教室の、計4つの障がい児教室の活動を支援していま
す。これらの障がい児教室では、地域社会で孤立しがちな障
がい児達に外に出て活動の機会を与えるため、文化活動や遊
びなどが行なわれています。
 これらの障がい児教室では2月から新たな活動支援の1年が
始まるため、2月末~3月初旬にかけて、今後1年の活動スケジ
ュールを作成しました(今年は2月初旬~2月中旬までがベト
ナムの旧正月テト休暇だったため、実質的に障がい児教室が
活動を開始するのは2月末からでした)。これらの活動スケジ
ュールは、まず各障がい児教室に草案を作成してもらい、そ
の後各障がい児教室がエファジャパンの現地協力機関である
ハイフォン市ソーシャルワークセンターの職員と話し合った
後、最終的なスケジュールが決められました。特に連合愛の
カンパから支援を受けている3つの障がい児教室は、来年2月
からは現在行なっているような定期的な支援はせず、活動の
フォローアップ支援のみとする予定です。各障がい児教室と
の打ち合わせでは1年後を見据えた計画を建てる重要性を説き
ました。
 
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
紛争しか知らない6歳以下の子ども8,000万人以上
————————————————- 
 ユニセフは、世界で7歳未満の8,670万人以上の子ども達が、
誕生からずっと紛争状態の中で暮らしており、脳の発達に対
する高いリスクに曝されていると発表しました。これは、世
界中で7歳未満の11人に1人が、脳の発達にとって最も重要な
時期に紛争下で育っていることを示しています。
 子どもの脳は2億5300万個の脳細胞「機能性ニューロン」を
持って生まれてきます。生まれてからの7年間、毎秒1,000個
を活性化させる可能性を持っており、成人の脳として十分な
10億個までに達するかどうかは主に幼少期の発達にかかって
います。それには、母乳育児と幼児期の栄養摂取、保護者に
よる刺激、学習機会、安全で健康的な環境で育ち学ぶ機会な
どが必要です。紛争は子ども達から安全、家族、友人、遊び、
そして日常を奪います。紛争下で暮らす子ども達は多くの場
合極度の心的外傷(トラウマ)を受けており、有害なストレ
スを抱えながら成長するリスクに曝されています。そうした
状況は脳の発達を阻害し、子ども達の認知的、社会的、身体
的発達に著しい長期的な悪影響をもたらします。
 国際社会は、こうした子ども達の権利を守り、健やかな成
長を確保するためにも、紛争の早期解決に取り組むだけでな
く、紛争下における人道支援においても子ども達の成育環境
の安定化を図り、紛争終結後に引き続く支援の必要性を共通
認識としなければなりません。
 
 
 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2016年2月24日~3月30日確認分 

一般寄付(用途指定なし)¥1,065
・自治労本部
・個人1人

カンボジア 計¥8,772
・Yahoo!ネット募金

きしゃぽん 計¥2,997
・自治労大分県本部
・個人4人
 
 
 
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2016年2月24日~3月30日に登録の方

    
 ※HPへの掲載は省略
 
 
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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香