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2015.09.02 更新

書き損じハガキでベトナムの子ども達に遊具を寄贈

 昨年度ご寄付いただいた書き損じハガキ等での支援活動第二弾を実施しました。今回は、ベトナム・ハイフォン市の農村部にあるドンタイ村への外遊具の寄贈です。エファジャパンが障がい児施策を支援しているハイフォン市労働傷病兵社会福祉局からの要望を受け決定しました。

 
 ベトナムでは都市部の一部の公園を除いて、公共の場所や学校などに子どもが遊べる外遊具が置いてあることは滅多になく、農村部では公園自体がありません。子どもの外遊びの楽しみを盛り上げ、身体の発達を助ける外遊具で子ども達が遊べる機会を提供するため、エファジャパンからはジャングルジム、吊り輪、ボード型シーソー、忍者渡りを、またハイフォン市から併せて滑り台やブランコ等を、ドンタイ村の2箇所の文化会館の敷地内に設置しました。

 
 文化会館は地域の住民が頻繁に集まって催しや会合を開く場所で、参加する大人は時として子どもを連れて来ざるを得ないことがあります。そうした場合にも子ども達は楽しく時間を過ごすことができ、また保護者も退屈した子どもに邪魔されることなく地域活動に参加できるようになることを期待して、設置場所に選定しました。

 
 寄贈した当日は早速子ども達が遊び始め、なかなか家に帰ろうとしない様子も見られました。遊びに来ていた子ども達には 「ここにある遊具は全部好きです。これからもここに来て遊びたいです」(ダット君:仮名、9歳) 「こういうもの(遊具)で遊んだことがないのでとても楽しいです。特に吊り輪が気に入りました」(ホアさん:仮名、10歳) と、かなり好評を博したようです。

 
 昨年度の書き損じハガキによる支援は今年度中にベトナム、ラオス、カンボジアで実施します。