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エファ通信

2015.07.30 更新

エファ通信143号

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        エファ通信143号
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みなさま
 
夏らしく暑い毎日ですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、私の家族以外にはどうでもいい話なんですが、
最近家が少しずつ壊れてきました(怖…い話じゃありません)。

現在のマンションに引っ越してきて10年以上。

引越しの際に新しくした部分とそうでない部分、
新旧入り乱れて故障箇所が蓄積してきました。

子ども達がゲームをする和室の畳は
もう剥げ初めて数年にもなりますが、
なぜか押入れのふすまの枠も最近ずれ始め…。

かと思えばお風呂場の洗い場のタイルがはずれ、
秘密基地の隠しスイッチみたいだと面白がっていたら
そこから広がって隠しスイッチが現在3つに
(まぁ、そうなりますわね)。

そしてつい先日は、
洗面所の電気のスイッチカバーがはずれてしまい
現在はむき出しの中身を押して操作しています
(感電しそう。しないけど)。

家にも厄年ってあるのかしらん。

機能そのものにはあまり影響しない
細々とした故障なので、
お金をかけないで自分で修理しよう
なんて思っていてもなかなか着手できないのが問題で、
鉄筋コンクリート作りのあばら屋になるのも
そう遠くないかも知れません…(汗)

ラオス土産の美しい布で隠してあるんですが、
実はもう何年も前に長男が壁に空けた穴
(怒れる思春期の思いを受け止めた…訳ではなく、
 寝ぼけた子どもの勢いに薄っい壁が敗北)
なんてのも保存されており。

こうして書いてみると結構ひどいですね(笑)。

割れ窓理論じゃありませんが、
色々ほっぱらかして家族の気持ちまでだらしなくなる前に
なんとか直したいと思います。
(宮)
  
 
 
■■目次■■
 
○お知らせ○
・年次報告書をお送りします
 
○主な動き○
・カンボジア出張報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
 
○ちょこっトピック○
・紛争によりシリア国民の児童労働が激増
 
○寄付情報○
 
○会員情報○
 
 
 
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
年次報告書をお送りします
—————————-
 エファジャパンの昨年度の活動をまとめた『エファジャパ
ン年次報告書2014』を発行しました。エファジャパン会員・
パートナーのみなさまには日頃のご支援による成果のご報告
としてお送りしております。万一、1週間ほど経ってもお手元
に届かない場合はエファジャパン事務局までお問い合わせく
ださい。また、年次報告書のPDFファイルを、来年度の予算・
事業計画と共にエファジャパンHPに掲載しておりますのでこ
ちらもご利用ください。会員・パートナー以外の方で年次報
告書の送付をご希望の方は、エファジャパン事務局までお問
い合わせいただければ幸いです。
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 
カンボジア出張報告
———————
 カンボジア駐在員が退職したため、7月9日から事務局長が
カンボジアに出張しています。
 今回の主な目的は、カンボジア事業の中心を首都プノンペ
ンからプレアビヒア県の国境地帯に移すにあたり、現在学用
品配布などの支援を実施している寺子屋14教室に関する詳細
な情報を集めることです。とりあえず期間は2カ月で調査業務
を委託しました。
 プノンペンでは、日本の国際協力機構(JICA)カンボジア
事務所でプレアビヒア県の教育統計などを調べ、22日から調
査員と共にプレアビヒアに来ています。
 調査計画を立てる段階で、雨季の最中であることや移動手
段が車ではなくバイクを使用するため、14カ所のうち7カ所に
調査対象をしぼり、24日から地域の情報収集や生徒、保護者、
寺子屋教員への聞き取り調査を始めました。今回の調査は、9
月上旬まで継続されます。

○関連情報・写真

・プレアビヒア国境地帯の寺子屋教室の調査開始
 https://www.efa-japan.org/?p=10133
  
 
ベトナム活動報告
——————-
 エファジャパンは自治労岡山県本部のご支援により、今年
2月にハイフォン市の農村部に位置するフンティエン村の人民
委員会(日本でいう村役場)に障がい児教室を立ち上げました。
このフンティエン村障がい児教室には月2回〜4回様々な障が
いを持つ子ども達が集まり、音楽活動や絵描き、ゲームや玩
具を使った遊びなどを行なっています。これらの通常の活動
の他に特別活動の一環として、6月22日には障がい児の保護者
を対象とした家庭でも出来る実践的なリハビリ研修、6月23日
には子ども関連の仕事に携わる職員や(婦人同盟や祖国統一戦
線などの)大衆組織のメンバーを対象とした、障がい児(者)
など困難な状況にある子ども達の保護・ケアに関する支援制
度や法律に関する講習を行ないました。
 7月1日にはハイフォン市ティエンラン郡で「子ども達の声
を聞こう!」という子どもの権利推進のためのイベントが開
かれ、同イベントの中で、自治労栃木県本部により設置され
た「アジア子どもの家奨学金基金」から、困難な状況にある
にも関わらず優秀な学業成績を収めたティエンラン郡の子ど
も達15名に奨学金80万ドン(約4,500円)と10万ドン(約570円)
分のギフトが支給されました。9月に開かれる中秋月のイベン
トでは、「アジア子どもの家奨学金基金」から、さらに多く
の子ども達に奨学金が支給される予定です。 
 7月25日には、連合愛のカンパで活動の支援を行なっている
ドンクオックビン地区障がい児教室で地域の子ども関連の仕
事に携わる職員や大衆組織のメンバー、障がい児の保護者な
どを対象に、障がい児の保護・ケア及び乳幼児の健やかな成
長に関する講習を行ないました。出席した人達は、真剣な表
情で講習を聞いていました。
 
○関連情報・写真

・リハビリ研修と子どもの保護・ケアに関する講習を実施
 https://www.efa-japan.org/?p=10081

・ハイフォン市ティエンラン郡の子ども達に奨学金を支給
 https://www.efa-japan.org/?p=10101

・障がい児の保護・ケア、乳幼児の健やかな成長に関する講習会を実施
 https://www.efa-japan.org/?p=10141
  
 
ラオス活動報告
—————–
 皆さまのご協力により収集した書き損じハガキを換金し、
カムワン県子ども文化センター(CCC)に活動用具として、オー
ディオ機器や文房具、ゴザなどを寄贈しました。カムワン県
CCCは2008年1月~2011年12月の間、自治労大分県本部のご支
援で、職員やジュニアリーダー(JL:年少の子ども達をリード
し先生の補佐をするCCCの年長の子どもボランティア)を対象
とした研修や活動用具の寄贈などを行ない、また2014年1月に
は個人の方からのご支援で、ノートパソコンや文房具、スポ
ーツ用具を寄贈しました。しかし、政府からの活動用具の支
援はなく、これまでに寄贈した活動用具も使い切り、活動が
下火になっていました。今回の寄贈により、活動が再度活性
化されることを期待しています。また今年度の書き損じハガ
キ支援第二弾として、今後セコン県CCCにも活動用具を寄贈す
る予定です。
 
○関連情報・写真

・書き損じハガキでラオスCCCに活動用具を寄贈
 https://www.efa-japan.org/?p=10092 
 
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
紛争によりシリア国民の児童労働が激増
—————————————– 
 武力紛争が始まる前のシリアは中間所得国で、大部分の人
々は生きていくのに十分な暮らしを営み、ほとんどの子ども
が学校に通っていて、国民の識字率は90%以上でした。しか
し、4年半に渡る紛争で、760万人が国内避難民となり、近隣
諸国へは400万人が逃れました。シリア国民の5人に4人が貧困
状態に陥っていると推測されています。

 ユニセフ(国連児童基金)が7月にセーブ・ザ・チルドレン
と共同で発表した報告書『小さな手の上の重い荷物(Small
Hands Heavy Burden)』によれば、2014年末時点で、シリア
国内の失業率は2011年の14.9%から57.7%にまで上昇。近隣
諸国も、約半数が子どもである膨大な数の難民の流入への対
応に苦労しています。シリア国内、または近隣諸国のシリア
難民の家庭では、子どもが主たる(あるいはたった一人の)
稼ぎ手であることが珍しくなくなりました。例えばヨルダン
では、シリア難民家庭の47%が家計の一部または全部を子ど
もの稼ぎに依存しています。270万人の子どもが現在教育の機
会を奪われていますが、ここまで数が膨れ上がったのは、生
きるために子ども達が学校を諦め労働せざるを得なくなった
ためです。さらに子どもは賃金が安く、従順で、大人よりも
目立たないため、簡単に搾取の対象となってしまいます。子
ども兵士としての徴用や性的搾取などの最悪の形態の児童労
働を含め、劣悪な環境での長時間労働など、子ども達にとっ
て精神的、肉体的、社会的に有害なだけでなく、教育の権利
を制限、あるいは奪うような労働に子ども達が巻き込まれて
います。

 シリアも近隣諸国も、すでに児童労働禁止の国際諸法を批
准しており、そのための国内法や対策も整備され、ほとんど
の国は児童労働撲滅に向かって前進していました。しかし、
シリア紛争により子どもの保護に様々な障害が発生しており、
さらに難民の子ども達に対しては明確な保護の手順が定めら
れていないため対策が非常に脆弱です。ユニセフは、搾取的
な児童労働の広がりが、シリア危機において深刻な問題にな
りつつあると危惧すると共に、現在の児童労働対策で想定さ
れている範囲をはるかに超える広い取り組みが必要であると
述べています。国際社会、難民受入国、市民社会がそれぞれ、
難民の生活再建、子どもの保護、教育の提供などを通じて児
童労働の根絶を呼びかけています。
 
 
 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2015年6月25日~7月29日確認分 

カンボジア 計¥10,184
・Yahoo!ネット募金
・庄や鹿嶋パークホテル店

きしゃぽん 計¥3,009
・個人4人
 
 
 
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2015年6月25日~7月29日に登録の方

    
 ※HPへの掲載は省略
 
 
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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香